誤算だらけのリメイクバッグ
お待たせしました!今年最初の完成バッグです~と、豪語できるほど甘くは無かったバッグを、今日はアップします。
以前よりバッグ作りの参考にと時々Etsyサイトを眺めていたのですが、ある時作ってみたいバッグのパターンを発見し、そのショップから購入してみました。
因みにEtsyは、注文と同時に支払いを完了させる仕組みになっていて、パターンの場合は、PDFファイル化したデータが直ぐにメールに添付されて送られてきます。
今回のバッグはその外人さんがデザインしたパターンのバッグと、それを私がデフォルメ (笑) したバッグです。
これがその購入したパターンで作ったバッグ。
PDFファイルの用紙サイズが特大で、何枚分割出力したことか。
全部繋げてみたら、幼児がすっぽり入ってしまいそうなくらいの巨大さに仰天してしまい、70パーセントに縮小し直して作ってもこの通り。 画像では想像がつかないと思いますけど。
身長165cmの私が肩に掛けても、底位置は足の付け根より下にあります。これじゃあ、バッグが歩いているように見られますね。(^^;
最近市販品によくあるデザインの原型のような、ほどほどに可愛く且つカジュアルな形は、よく考えられているなと思いました。
それと、素材はやっぱり現代のデニムやリネン向きですね。
ただ、残念なことに現在はこのパターンは販売休止か終了となっています。
正面の生地は手芸仲間より物々交換した時の、ウールに正絹なんだか化繊なんだかが混ざった正体不明のザラっとした織り出し柄地。
袖2枚とおくみ1枚しか無かったので服には出来ず、バッグ用にと相成りました。
中の色と同色の正絹紬を両側に使い、内布と持ち手を藍木綿にして引き締め、少しでも若々しい感じに。
物々交換布の袖1枚を上のバッグで使い切り、次は残りの袖とおくみで作ったのが下のバッグです。(何とかして使い切ってしまいたいのが見え見えのような・・・)
とてつもなく大きな購入パターンからは修正すら面倒で、結局一から線を引き直し。
袖から本体正面2枚と楕円底分を取り、おくみを4等分して正面の両側に縫い足しました。
この、残り布が出ないようにしたばっかりに、想定外の横長バッグになってしまい、急遽持ち手を長くしてバランスを取りショルダー仕様に。
持ち手下の本体にタックも入れてみたけど、私的にはおばちゃま風に仕上がった感じで、不満足な出来です。
内布は渋く、ブルーグレーの木綿。
ミシンキルトの底布に玉縁内ポケットまで施し、手間はこっちの方が十分かかっているんですけどね。
実はもっと手間の掛かるバッグ製作が、現在進行中です。
その完成まではまたリメイク服のアップになります。