2007年11月23日 (金)

渦中のバッグです(笑)

今日はいよいよ先日の、問題となっているバッグをお披露目致しましょう。
生地提供者に差し障りがあるといけないので、画像は加工してあります。
とは言っても、柄が大きくシンプルな為に、画像処理ソフトのフィルタがどれも思い切った変化をしてくれず(爆)。
まぁ、このレベルだと柄の感じも容易に想像ができますし、公開も許容範囲だと勝手に思っておりますが。

元々この生地はギリギリ2点分が作れる長さしかなく、一つは実家の母へのプレゼントに、もう一つ作れれば自分用にと温存していたものです。
今はもう、私はこの生地に執着しておりません(笑)。
だってぇ、もし彼女が取りに来たらお揃いになるじゃありませんか。うー、頭が痛い。

Totebag2

では、生地の説明からいきます。
ベージュ系3色とモスグリーン系3色の計6色の、各7cm角のメンズライクな、大きなチェック柄です。
程よい光沢があり直射日光や強い照明が当たると、そのブロックの色が浮き上がってくる不思議な布です。
ヒントは、フランス・テーマは旅・名称はLから始まります。
ロゴはプリントされていませんが、正真正銘のブランド服地です。
お子ちゃまとお年寄りを除けば、知らない人はまずいないでしょう。

依頼主(一応)は、普段は自転車、天候の悪い雨や雪の日は徒歩での通勤とのこと。
仕事帰りに缶ビール6本入りパックを買うことも多いとかで、収容力のある大ぶりのデザインを要求しました。

サイズは横35×縦36cm、マチは20cmのショルダータイプ。
大柄を活かす為に形はシンプルなスクエア形にし、厚手のコートの上からでも掛けられるよう、持ち手の長さは50cmあります。
内布は撥水加工された黒色の生地を使い、開き防止に中央とサイドにスナップボタンを付け、取り外し可能な中厚の底敷も作りました。
画像だと地味に見えますが、実際はチャーミングに仕上がってます(自画自賛だわな)。

あらら、何だかオークションに出品しているような文章になりましたね(笑)。
でも、これは商品にして利益をあげてはいけないのです。
で、肝心の依頼者からは、いっこうに取りに来る気配がありません。
(彼女の家とはスープの冷めない、徒歩20秒程の距離です。玄関先で渡しても1分もかかりません)
年内にはマジで嫁ぎ先を見つけないといけないかもね・・・

さてさて、話はここ数日の縫い物に変わります。
何を血迷ったか、昔パッチワークのベッドカバーを作ろうと思い立ち、ロールで購入していたキルト芯があったんですね。
布も増えちゃって、置き場が無くなったキルト芯を使って、2階のベッドカバーを作りました。
勿論、パッチワークはやる気が無いのでしていません。
既にミシンパッチされた布と縫い合わせてみました。

Cover

途中、畳んでエアコンの下に置いたら、早速プシャが。
フッカフカの布団のようなカバーだけど、これは2階用なのよね。
仕方ない。
明日から2日間でお転婆娘(プシャ)用の、ムッチャ可愛い猫ベッドを作ってみますか。
次回アップもどうぞご覧くださいませ。^^

追記

結局、画像のバッグは24日の夜、痺れをきらしたように取りに来られました。

(やっぱり、持ってきてくれると思っていたらしい)

もう、このタイプの女心には付いていけませんです(爆)。

2007年11月16日 (金)

最近の出来事

すっかりこちらではご無沙汰してしまいました。
その間のちょっとした顛末を書いておこうと思います。
ネットで人のことをとやかく言ってはいけないのだけど、相手を誹謗中傷・非難するつもりは毛頭無い
ので、話の展開と私の心境を楽しんでいただき、さっと読み流し笑い飛ばしてください。
(私自身、辟易している部分はありますが)

話は近所に住む女性との間に起こった事。
彼女とは私が今の家に越してきてから知り合いました。
年が近いこともあって話が合うかと思い、たまに誘わればランチを一緒にしたり、家に遊びに来てくれ
たりの関係でしたが、いつも職場の愚痴を延々とこぼしていらしたんですね。
で、初めのうちは真剣に相談にのっていたのですけど、愚痴しか言わないのにうんざりして、
「そんなんなら、転職すれば~」と言い放って話題を変えようと、
私の趣味の手芸のこととかネットの話に切り替えてみたところ、

「手作りのエコバッグ?うちは愛犬の用済みのペットシーツを入れるのに、スーパーのレジ袋は重宝してるからエコバッグは持たない主義なのよ」
「やっぱ既製品の方が丈夫でしょ。それに
手作り品ってダサくね?
「ネットなんてさ、所詮暇人がするもんでしょ」

と、あっさりと返してくるわけですよ。ムカ~(笑)。そしてまた愚痴話。
そんな物言いを街頭インタビューのカメラの前でしたら、即効で世間から抹殺されますよと、忠告しま
したが、それは私個人に対する言葉だと直ぐに分かりました。
何故なら、彼女の職場(店)の同僚の方から聞かされていたのは、
私は、
「猫10匹も飼っていて、好きな趣味に没頭できて、ネットをしているいいご身分の奥様」
なんだそうです(爆笑)。
それでもズケズケとしたところは、彼女の“個性”として認め、関係を拒絶はしませんでした。

が、彼女の強気な態度が180度回転したのは、先月下旬。
先月8日記述の布で、お世話になった県外のある方にプレゼントしようとバッグを作っていたところへ
、例によって事前連絡(電話)も無く、突然彼女は我家にやってきました。
生地を見た途端、
「この柄はもしかして・・・いいわぁ。どこで手に入れたの?」
「私にもエコバッグ作って~、作って~」
と、手のひら返したように、ネチネチうるさいわけです。
しまったー、見られてしまったかと思いましたね。

更に横に積んであった布山から、
「娘もブランドが好きでねぇ。あ、この布は妹向き。残ったハギレでポーチは作らないの?」と、目が爛
々と輝き出す。
どうやら、無類のブランド好きのようだ。
(好みの柄やデザインがたまたまブランド品だったとか、このブランドのここが好きというのなら分か
るが、ブランドであれば何でもいいタイプ)
おいおい、手作り品はダサくて要らないんでしょと、口先まで出かかったのを抑えて、年内に1点だけならと言っといた。

私が考えたデザインでは気に入らないらしく、あれこれと注文を付けてきたので、完成後のキャンセルも考えられる。
ならば、彼女が持ったイメージは頭から排除して、どの人の手に渡ってもいいように、皇室に献上する
つもりで、気合を入れて作りましたよ(笑)。

今週月曜に完成し、その日の内に彼女の職場(店)へ行って報告。
「出来上がりましたよ~」とだけ言って、そそくさと帰ったのですが、
あれから、見にも来ないし電話も無い。

亭主曰く、
「いくらタダで作ってあげても、こっちから持っていかなきゃいけないんだよ、ブランドかぶれしてい
る人には」
だって!
本当にその通りなら、縁を切るいい機会かもしれないねぇ(爆)。

2007年10月30日 (火)

挫折かも。 編みかけその1

冬物衣料を出す頃になると、一緒に出てくるのがこの後ろ身頃だけのニット。
これを見るたび凹みます(笑)。

4年程前になるでしょうか。
母から貰った2色の中細毛糸が果物を連想させたので、みかんの断面を図案化して編んだのです。
編み棒は確か、竹串くらいの太さ。
空いた時間を全て注ぎ込んでも、2ヶ月以上は費やしたと思います。

Knit1_2
似合わないと分かっていても、自分用に編み始めたつもりが・・・
ゲージを一色のメリヤス編みで作り、編み図をおこしたのが間違っていました。
気付いたのは本番の模様編みを、一心不乱に編んで出来上がってからのこと。
模様編みは縮むのですね。
身幅42cm。とーっても私が着られる寸法ではありません(泣)。
(左に映っているのは、チャタの頭)

Knit2_2
この裏側の渡り糸!
これを編んだことで、その後、手根管症候群になってしまいました。

ほどく勇気は勿論無し。
かと言って、残りのパーツを編む気力も無し。
うーん、箪笥のこやし。

2007年10月22日 (月)

猫にアニマルプリント

既に猫ライブをご覧の方にはご存知の、ニャンズの指定席であるパパサンチェア。
マットに掛けてあった布が見るも無残な姿になったので、カバーを作ってみました。
所詮猫用ですから待ち針も打たず、しつけもかけずのテキトーな縫製で、ご紹介するのはお恥ずかしいのですが

布は使い道の無かった、厚手のコール天です。

Chair3_3

マットは円形な上に、凹んだ器型。
半径は72センチあります。

Chair1_2

112センチ巾×2メートルの生地を、20センチ巾(縫い代込み)に全て裁断します。
この帯状になった布をひたすら弓矢の的のように、同心円状に縫い合わせていくんですね。
片側に、ゴムを引っ張りながら縫っておけば、テキトーに長さを合わせて縫うことができます。

Chair2

まるで、全円ギャザー&タック段々フレアースカートのよう(笑)。
(画像は畳んであります)
後は残り布で中央をテキトーに塞いで、外周の始末をして出来上がり。

Chair4

柄が柄だけに、暫く誰も寄り付かなくてどうしたものかと思いましたが、チャチャが一番乗りしてくれました。

2007年10月13日 (土)

ほぼ日手帳♪

チラホラと書店や文房具店に、来年のカレンダーや手帳が並ぶようになりましたね。
来年向けの商品を見ると、一年経つのが早いなぁとつくづく感じます。まだ10月ですが。

そして家にも待ちに待った、来年のほぼ日手帳が本日届きました。
以前に知人が大変使い易いと絶賛されてたので、ならば私もと1ヶ月前に
ほぼ日刊イトイ新聞から注文していたんです。

鮮やかな黄色の宅配袋を開けると、渋い鉄錆のような色のしっかりとした箱に入れられてました。
お値段は能率手帳の3倍程して高価ですが、機能・質とも申し分無く、持っているだけで楽しい気分にしてくれる手帳です、これは。

Hobo1_2

左がほぼ日手帳。
右は22年間愛用したFILOFAX薄型システム手帳ですが、もうガタガタで持ち歩けそうも無いので、来年からはアドレス帳として使うつもり。

Hobo2

普段持ち歩く帆布バッグの、オレンジ色に負けないくらい強い色にしたくて、ナイロンカバーは迷わず紫を選びました。

一方、こちらは優しい色合いの袋物。また一つ完成です。

Azuma_bp

水色のドット地にバラの花柄が散りばめられたこの布は、ROBERT KAUFMAN社製。
内布は長年寝かしてあった、淡いサーモンピンクのペイズリー柄です。

同じ物ばっかり作って、どうするんだって? どうしましょう。
時期をみて、大放出しなくちゃいけませんねぇ(笑)。

2007年10月 8日 (月)

飽きもせず、もう1点

昨日の地区秋祭りのお手伝いで、今年の班長の仕事は大方終了した。
広域地区の祭りとなると、さすがにどっから湧いてきたんだ?と言いたくなるほど、
大勢子供達も集まって賑やか。
うちの町内で祭りが無いのは、高齢化が進んで参加者が少なくなったかららしい。
お神輿も猫車で運ぶようになったら、そりゃ祭りも廃止になるわね(笑)。

知らない人達の中で気を使ったけど、意気投合した婦人会部長(他所のご町内)が、パッチワークの講師と聞いて更に話が盛り上がり、結構楽しかったっす。

Maturi
祭りの〆は子供達へのお菓子撒き。
皆、お菓子を沢山貰って嬉しそうでした。

夕方、ヘトヘトになって帰ると待っていた物は、知人の繊維会社社長からハギレのお裾分け。

Hagire
紙袋の中を覗くと・・・

おおぉーっ!ブランド通じゃなくても知っている、お馴染みの柄やんか~。
(公開には問題があるのでモザイクかけました^^)
これで、疲れが一気に吹き飛んだことは、言うまでもない。

さて、なんだかんだと忙しかったくせに、また一つ袋物が完成しました。

Azuma_nb

今回は現行品の綿。
この柄なら男性でも持って歩けそうでしょ。

2007年10月 1日 (月)

変形あづま袋

ぬぉ~っ、今日から10月じゃんか。
月日が経つのはほんと早い!(更新が滞った言い訳^^;)

やっと先日の銘仙から、袋物が完成しました。

Azuma_b

口布(裏側)は銘仙の柄の一部と同色の黄色で、ガーゼのように柔らかい綿です。

Azuma_p

そして、もう1点できました。
こちらも銘仙でございます。
持ち手部分を結んでしまったので見えてませんが、口布はガラッと雰囲気を変えて、グレーの綿シーチ
ングです。

如何です?
古い着物地も、シンプルな袋物にすると柄が映えますでしょ(爆)。

因みに、今月はマイバッグ持参推進月間だそうです。

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