私のエネルギー源 割烹磯膳
多少の紆余曲折はあったけれど、おかげさまで保護した仔猫は皆、安住の地を得ることができた。
命の譲渡ゆえ、少々の心身の疲れは出る。
そんな時は、決まってこれ。
擦り減った神経と消耗した体力の回復には、新鮮な魚と旨い酒。そしてオーナー夫妻の笑顔。
一人でもふらっと入れる店が、近くにあるのは嬉しい。
ようやく来週から、仕事とハンドメイドを復活できます。
多少の紆余曲折はあったけれど、おかげさまで保護した仔猫は皆、安住の地を得ることができた。
命の譲渡ゆえ、少々の心身の疲れは出る。
そんな時は、決まってこれ。
擦り減った神経と消耗した体力の回復には、新鮮な魚と旨い酒。そしてオーナー夫妻の笑顔。
一人でもふらっと入れる店が、近くにあるのは嬉しい。
ようやく来週から、仕事とハンドメイドを復活できます。
今日は猛毒を吐きます。
(久々の更新が、ハンドメイドネタでは無いことをお許し下さい)
実は先月7日の夜に、捨て仔猫3匹保護してから、布を触る時間も気持ちの余裕も、完全に無くなっていました。今はもう大丈夫です。
どうもうちのおっさんは、仔猫を見つけるのが上手過ぎていけません。
貰い手が見つからなかったら、うちで飼うしかないんだよ!
何で見て見ぬ振りができない?
黙っていられないの?
大体いつもそんな心境から、仔猫のケアが始まります。
しかしまだ、ケアしている段階はいい。気が重いのは里親探しなのだ。
幸いにも目に障害のある雄仔猫は、29日に優しいお母さんに巡り会えた。
問題は、31日に地元紙に写真入りで掲載していただいた、残り2匹の里親募集。
早々に電話をかけてきた希望者が言う、
「ペット不可の賃貸で、こっそり飼いたい」 とか、
「今まで沢山の猫を飼った経験があります~」 に対し、
退去命令が出たらどうしますか? その猫達は何年生きましたか?の質問すると、
皆黙り込んでしまう。
こんな後先を考えない、飼育放棄経験者に、一々丁寧にお断りの返事をするのに嫌気が差しているところへ、また一本の電話。
声の感じと話し方からして、落ち着いた年配の女性に思えたが、夕方一家全員で仔猫を見に来られて驚いた。
夫と育ち盛りの子供3人を持つ、私よりずっと若い女性だったのだ。
1歳の雄猫も飼っているらしい。
前置きが長くなりましたが、これからが本題。
結論から言うと、この応募こそ大嘘をついて仔猫を騙し取った、立派な里親詐欺だったと断言できる。
譲渡翌日には直ぐに返還に応じ、仔猫は無事戻してもらえたので、今更何を?と思われるかもしれないが、第二第三の被害も発生しかねないので、敢えて公表することにした。
では、具体的に箇条書きにして以下に記します。
1.初めに提示した私の譲渡条件
終生飼育と完全室内飼い、適正期の避妊・去勢手術、ワクチン接種
先住猫も、同様の飼育をしていることが必須条件。
2.お見合い時の先方の発言
応募の理由は、子供が新聞の写真を見て、欲しいと言ったから。
今飼っている1歳の雄猫については、保護時から獣医の指導を受けて、模範的な飼育をしている。
小さいうちに去勢手術も済ませ、外に出したりはしていない。
特に主人は大の猫好き。
3.お見合い時の私の疑問点
育ち盛りの子供が3人もいて、しかも共働き。
それだけで充分大変だろうに、応募してまで猫を増やす感覚が、私には理解不可能。
子供にとって、成長した1歳の雄猫は、玩具価値が無くなってつまらないように思えた。
だからまた、小さい仔猫が欲しいのだろう。
4.訪問時の先住猫の印象
一瞬だけだったが、触った感じでは砂のようなザラツキがあった。
うちの猫には無い、ベタッとした感触からも、未去勢である可能性が高い。
もし、未去勢で日常的に外に出しているのなら、野良猫との喧嘩によるエイズキャリアも考えられる。
家猫にしては、威嚇の仕方も少し凶暴に見えた。←性格もあるので一概には言えないが。
5.その里親希望者の嘘発覚
4.の先住猫の様子から怪しさ満々ではあったが、本人がはっきりと2.の先住猫の飼育について嘘を付いた確たる証拠を入手することが出来た。
3人の子供の前で、平気で嘘をつく親にも愕然とさせられている。
6.今回の反省点
たとえ一日だけであっても、仔猫をあの家に預けて危険にさらしたのは、私の責任。
怖い思いをした仔猫には、申し訳ない気持ちで一杯です。
深く反省しています。
以上が、今回の事の顛末です。
里親募集をするのは、百戦錬磨のベテラン保護活動家だけではありません。
猫好きなら何時、行き場の無い猫を保護するかわかりません。
しかし、悲しいかな低レベルの応募者は、山のようにワンサカいます。
一番辛い思いをした仔猫チエちゃんは、元気にしてますが、日を置いて再度健康診断・血液検査を受けさせる予定です。
なお、5.の証拠資料は地元動物愛護関係者に送付済みです。
今後の参考にしたいと思われる方には、メールでご請求頂ければ、添付返信致します。
長らく放置してしまいまして、その間お越しくださってた皆様には、誠に申し訳ありません。
お盆前(7日)から、チクチクはおろか、PCの前にもゆっくり座る時間が取れない状況になっておりました。(;´Д`)
やっと現在は落ち着きましたが、これからまた次の段階の忙しさに突入しそうですので、今月の更新は、できてあと1回位かも(汗)。
すみませんが、宜しくお願いします。
いよいよ今回は、テープの付け方になります。
先ずは3cm巾のテープを、直接外布 ( チェック地 ) 表側に、待ち針を打ちながら合わせていきます。
テープを付け始める位置には、テープの縫い合わせ目と、その縫い代が存在することになりますよね。
なので、バッグを持った時にあまり目立たない所、つまり本体脇か、持ち手上部の縫い代にかからない位置を始点とし、テープは端から4~5cmの縫い代を余分に取ってから、仮止めをしていきます。
ぐるっと1周したら、テープを45度のラインで縫い合わせ、輪にします。
始点のテープの縫い代を4~5cmにするのは、この斜めに縫い合わせるのに必要な長さだからです。
テープの縫い代を割り、1cmにカットして整えたら、しつけをかけておきます。
ここまでの作業完了が上の画像。持ち手の内側を、二つ同時に処理しています。
画像では分かり難いかと思い、本体の縫い代がある位置に、待ち針を刺してみました。
その部分を避け、且つテープを斜めに縫い合わせて縫い代を横に流すことによって、縁取りの厚みを抑えることができるのです。
しつけをかけた、外布 ( チェック地 ) とテープをミシンで縫い合わせます。
出来上がりのラインより、1mm外側 ( 縫い代側 ) を、内布 ( 無地 ) にミシンが掛からないよう、慎重&正確に。
また、補強の為に、縫い代内にもう1周捨てミシンを掛けて置くといいでしょう。
ミシンを掛け終わったら、しつけを外し、テープを起こしてアイロンを掛けます。
完全にフラットになるよう、しっかりと掛けておくことで、後の作業も楽になり、仕上がりも綺麗になります。
今回の内容は、あくまでも縫い方の一例ですし、市販のバイアステープや共布を使用するなら、ここまで縫い代の厚み回避に神経質になる必要はありません。
残る次回は、テープの始末になります。
既にバッグは完成していますので、全体画像も併せてアップ致します。
暑中お見舞い申し上げます。
遅くなりましたが、これから3回に渡って、リバーシブル仕様 ( 2枚仕立て ) におけるテープを使った、バッグの縫製・縁取り方法をご紹介します。
一本のテープで、内布側に1cm巾位のテープを装飾として見せ、且つ外布の縫い代の始末をするやり方になります。
これは、グラニーバッグのようにテープを挟むようにして縫い付けるのではなく、洋裁で言う見返しで衿ぐりの始末をする要領とほぼ同じ。
適用するのは、いつもの持ち手まで続け裁ちにしたバッグ。
右が外布、左の無地のみが内布になります。
先ず、各2枚ずつ裁ったら、裁ち目にほつれ止めのジグザグミシンを掛け、はみ出たほつれ糸をカット。
( 画像はカット前の、はみ出たままの状態です ^^; )
また、ポケットを付ける場合は、この平面の段階で縫い付けておきます。
同時進行で作っている、ブルーバージョンも一緒に撮影してみました。
こうして重ねてみるとお分かりのように、内布のテープを付けるカーブ部分には、出来上がりのラインで布を裁っていて、縫い代を付けないのがポイント。
内・外布共、底→脇→マチ→持ち手上端の順に縫ってから外表に合体し、しつけをして固定しておきます。
ここまで来たら、後はテープを縫い付けるだけ。
次回はそのテープの縫い付け方をご説明します。
連日暑いですね~。皆さんは、この暑さをどうしのいでいますか?
じーっとしていると気温以上に暑く感じるので、私は午前の2時間ほど、普段手の届かない所を重点的に掃除をして紛らわせています。
汗だくになった後は、昼間っからシャワーを浴びて、クーラーの効いた室内に入り縫い物開始。
私自身クーラーには頼りたくないんですけど、何しろ毛むくじゃら達が白目むいて伸びてしまいますから。
なお、動かずして涼を得るなら、某サイトさんの虫画像をご覧になることをオススメします。
涼しいのを通り越して、凍りつきますけど(笑)。持続効果もバッチリですし。
冗談はさておき。
先日のUSAコットンが気になりつつも、他の布でバッグを縫い始めています。
今回は、テープを使った縁取りに挑戦。
画像のテープは、既にショップの方にリンクさせて頂いている、D'Collectさんから購入しました。
「自社の製品を使用した作品を、ブログで拝見したい」 とも仰られましたので、
完成までのプロセスを細かくアップしていければと思います。
また、これまで 「また布買った~」 とか、「バッグ完成しました~」 ばっかりのエントリーでしたが、今後はレシピも増やしていくつもりですので、参考にしていただけたら嬉しゅうございます。
余程の事が無い限り、当面は布買いを自粛するつもりでいたのだけれど、その余程が遂に起きてしまい、この夏また布山を盛り上げてしまった愚かな私(笑)。
今日はその、あっけなく財布の紐を緩めさせた張本布を、お見せしましょう。
全てUSAコットンの柄物です。
毎週の歯科通院の帰りに立ち寄っている地元手芸店で、初めは気になりつつも眺めているだけだったのが、ある日ゴッソリと残量僅かになっていたのに焦り、慌てて全部(1.5m)購入した布。
手芸店オーナー自らアメリカまで買い付けに行った布の一つと聞いたら、買わない訳にはいかんでしょ。
実物の地色は、もう少し鮮やか。
例えて言うなら、昔の海外ブランドの口紅にあった、もろローズ色そのものですわ。
あ、右が生地のアップ画像ね。
これは上の布とは別の手芸店で購入した布ですが、やはりアメリカからの直輸入物。
100%バッチリ私好みの柄だったから、当然即買い。
どちらも、もう日本では入手困難な布かもしれないので、暫く眺めてから、あづま袋に化けさせる予定です。
一方、こちらは日本最大の手芸用品ネットショップ、クラフトマックスの半額セールの戦利品で、一枚に4種類の柄がプリントされているところは、明らかにパッチワーク向けですね。
実はこの布は、以前地元手芸店で、小さなカットクロスとして売られているのを見かけ、激しく惹かれたのですが、在庫が1枚しかなくて購入に到らなかったんです。
欲しい長さ分でのカットと、半額セールということもあって、争奪戦が繰り広げられる前に、さっさとポチッとしちゃいました。
せっかくなので、もう一枚違う柄も一緒に購入。
以上、ネットからの2点は、ミシンパッチのシンプルなトートバッグにすると、チャーミングな柄が引き立つと思ってます。
手持ちの柄布と組み合わせるか、同系色の無地と組み合わせるかが迷うところですが。