立て続けに出費しております。(^^;
先日の中古プリンタは届いてから直ぐに、Windowsから動作確認も済ませ、19インチモニタも近くのPCショップより購入して、メインでバリバリ使用していますが、今度は桁違いの大物を購入してしまいました(汗)。
それは蓄熱式暖房機 ( 以降、略して蓄暖 ) と言いまして、電気代が1/3になる深夜の間に、内部のレンガを蓄熱し、日中はその放熱によって部屋を暖める暖房機です。
蓄熱している時間帯でも若干の放熱があるそうで、朝起きた時には室内は暖かくなっています。
うちは断熱材が組み込まれているものの、基本的に古い木造住宅。
これまで住んだことのあるアパート・マンション、鉄骨構造の住宅に比べたら、この1階は遥かに寒い。
引っ越して最初の冬はこんなもんかと我慢しましたが、二度目の冬はエアコンとファンヒーターをフル稼働している状況下でもさほど暖かくもない事から、高い暖房費は垂れ流しているような感覚を持ち、何とかしなければと対策を考えました。
三度目の冬 ( 今年1月 ) には、蓄暖を設置している町内会長宅へお邪魔して、その暖かさを実感。
まさに陽だまりのような暖かさに感動してしまいました。
もうこの暖房しかないと思い、先月末に販売店とメーカーの担当者を呼んで、設置が可能かどうか下見してもらった結果、OKが出たので契約。
うちは町内会長宅ほどの気密性はありませんし、座敷と仕事場、キッチンの計約30畳のスペースをセミオープンにしているので、適応面積より大きめのタイプを2台設置となりました。
滑稽なことに1台は床の間に、もう1台は仕事場です。
さぁ、それからが大変。
工事日までに、設置場所の幅160cmの壁面と、その手前1mの空間を作らなければいけません。
床の間に置いてあった猫達の寝床棚を仕事場の壁面に移動し、そこにあったAVラックをクローゼットへ。
更に、クローゼットの中の棚を外の物置用としてシフトさせて、設置スペースを確保しました。
凄かったのは、AVラックを仕舞い込む為に、クローゼット内の物を全て引っ張り出した時のこと。部屋は足の踏み場も無い状態になって、何とも素晴らしい眺めになったんです(笑)。
家具は処分すること無く有効活用出来ましたが、問題は大量の物なんですわ、モノ~!!!
今では風化した情報のカタログや雑誌、お菓子の空き箱に、訳の分からないプラ容器等々。
資源回収にゴッソリ。
可燃・不燃ゴミにもゴッソリ出して処分しました。
布だけは、どんな小さなハギレでも捨てられませんでしたが。(^^
そして21日は待ちに待った設置工事が完了。
床下補強工事もあって、猫6匹と私がキッチンに軟禁状態を強いられた間は、ずっとテレビを観ているわけにもいかず、冷蔵庫内を念入りに掃除するなどして時間潰し。
翌22日の夜から蓄熱がスタート。
柱や壁まで温まる5~6日後からが、蓄熱の本領発揮となるそうですが、既に現時点で寒さは感じられません。
高額な初期費用の発生、広い設置スペースを要するなど、デメリットも確かにあります。
また、暖房費がどれだけ節約できるかも分かりません。
しかし、他の暖房器具とは違う、質の高い暖が得られる気がして、厳冬期にはどれだけ差が出るのか楽しみでもあります。