2009年6月 9日 (火)

水ぶきのお浸し

こっちでは今、近くのスーパーに山盛りになって売られている水ぶき。ご存知ですか?
山菜の旬は短くて、地域によってはその時期もズレますけど、まだ間に合うかもしれないので、料理レシピを久しぶりにアップします。

水ぶきはきんぴらのように炒め煮にするのが一般的ですが、お裾分けで頂いた量が少なかったり、炒め煮に飽きてしまったら、お浸しにしてみましょう。
作り方は簡単です。

1.水ぶきを4~5cmの長さにカットし、太い(根元)部分から順に投入して、塩茹でします。
2.シャキシャキ感のある、お好みの柔らかさに茹で上がったら、ザルにあけます。
3.粗熱が取れたら密閉容器に入れて、麺つゆをヒタヒタに注ぎ、冷蔵庫で一晩寝かせるだけ。
  麺つゆは、かけつゆ程度の濃度でOKです。

Mizubuki

翌日いただく時は、おろし生姜を添え、薄いなーっと思ったら醤油を足してください。
煮物と違い嵩も減りませんし、水ぶき独特の爽快なシャキシャキ感が味わえる一品です。
あっさりしているので、お酒のおつまみにもいけますよ~。
入手したら是非是非作ってみてください。

2009年5月26日 (火)

藍染古布の三つ折りケース

更新をまたまたサボってしまいましたが、連休中に完成したケースをご紹介します。

Photo

完成した2点です。
詳細画像点数が多いので、今回は手前の藍染古布だけにします。

20090526_1

箸包みのような巻き紐留めが、私の中ではちょっとしたブームになっていて、それを採用したら本体は三つ折りになりました。
紐の両端に細く見えるのは、柿渋染めの布。

20090526_2

背面です。
紐はこの背面から縫い付けています。

20090526_3

紐を解いてフラップを開き、

20090526_4

更に広げると、先日ご紹介したカードポケットとタック付ファスナーポケットが現れます。
携帯が顔を覗かせているポケットには、通帳とか保険証などを入れても。

まぁ、結局のところ、以前試作した二つ折りケースを改良したらこのようなデザインになったんですけど、私的にはこちらの方が気に入ってます。
後日あとグリーン系とブラウン系の2点を作る予定なんですが、その時に製作過程を撮影してパターンとレシピを公開致します。

2009年5月12日 (火)

カードポケットとファスナーポケット2

長ーい、長ーーい魔のGWも終わり、やっと普段のペースが戻ってきました。
口から先に生まれた大きなお子ちゃまに、連日家でゴッロゴロされるのって結構大変でしたわ。
ヽ(  ̄д ̄;)ノ

そんな細切れにしか空かなかった時間でも2点完成しましたが、お披露目の前に前回の続きのファスナーポケットの作り方をご紹介します。

Zipperpocket_01

ポケット布はパッチポケットのように、本体に縫い付ける状態まで仕立てておきます。
ポケットの横幅はファスナーのスライダーの長さを基準にし、そこから左右1cmの延長分とタック分(3~4cm)を追加した寸法です。

Zipperpocket_02

右下のテープの端を、スライダーの終点から5mm程の所で折って処理したら、ポケット布の右端を更に5mm出た位置に合わせ、ファスナーのテープにミシンで縫い付けます。

Zipperpocket_03

裏側はこんな感じになります。

Zipperpocket_04

左下も同様にスライダーの始点から5mm程の所で折り、ポケット布の折山に押さえのミシンステッチを掛けます。
この位置にタックを取ることによって、容量アップに出し入れし易さが加わるのです(と考えます)。

Zipperpocket_05

折り山からタック分を畳んだら、ポケット布の3辺を本体に縫い付けます。
その後、ファスナー上のテープ両端を折って、ミシンで本体に仮止めしておきます。

Zipperpocket_06

ファスナー上のテープを、ポケットの共布で被せて始末して出来上がりです。

2009年4月25日 (土)

カードポケットとファスナーポケット1

先日、海外ネットショップで間違えらた布も無事届いて、これで注文した布は全て揃ったのですが、まだ勿体無くて鋏を入れられません。
それと、リリアンさんの編み棒ケースの指示書待ちってこともあって、今は小物を製作中です。

昔骨董市で購入して、ケースに仕舞っておいた古布を引っ張り出し、布合わせすること数日。
性格なんでしょうか、シンプルなポーチを作るつもりでいても、ついついポケット等の機能を付けたくなってしまうんです。

Pockets

それがこれ。
途中段階の画像ではありますが、後ろの無地3色がカードポケットで、手前がタック付きファスナーポケットです。

カードポケットの挿入口寸法は、カードサイズに5mm程プラスし9cm。
2列にしたので、具体的には9cm×2+2cm ( 両サイドの縫い代分 ) の計20cmを横幅として布を裁ちました。

Cardpocket

ポイントは縦の長さです。
ポケット一段の用尺が大体10~11cmで、それに必要段数を掛けた長さ+上下の縫い代分が、縦の裁ち寸法になります。

結構頭で分かっていても、裁断時に失敗することもありますから、割と複雑なパーツを作る時は、画像のように予め紙を折ってみて長さを確認してみるのもいいと思います。

そして縫製する時は、各ポケット口の10.5cm間隔にだけアイロンで折り、押さえの端ミシンを掛けたら、それらを上から順に1.5cmずつずらして重ねて固定し、全面にアイロンをかけると、自然にポケット底の折り山が出来ます。
後は中心の仕切り線をミシン縫いし、ポーチサイズになるよう四辺を共布で縫い足してカードポケットが完成です。

次回はタック付きファスナーポケットのレシピを、詳しくご紹介します。

2009年4月14日 (火)

海外ネットショップで布購入

Fabrics_01

8日間の長旅お疲れさま。
って、物を労っている場合じゃないんですけど、この8日間は本当に待ち遠しかったんです。

実は先日ネット友のリリアンさんから、編み棒ケース製作のオーダーを受けた時、布選びは私の手持ちからでは無く、ネットで気に入った柄を選んでくれた方が早いと提案したところ、じゃあ今回海外から布を購入してみましょうと意見が一致して、豊富な品揃えの Hancock's で注文しました。
既にリリアンさんは、ご自身のブログでうちのショップやブログを紹介してくださってます。

せっかくなので、地元の知人にも声を掛けたり、自分も気に入った柄を一緒に注文したら、こーんなにふくよかな荷物になって届きました。
では、お披露目。

Fabrics_02

この中に編み棒ケース化する布や、うちを通過するだけの布 ( 知人の注文 ) が写ってます。
因みに中央は、人気作家 ANNA MARIA HORNER デザインの布です。

Fabrics_03

カラフルさが珍しい ERIN MICHAEL MALIBU の布と、

Fabrics_04

MODA 社のカットクロスは私の注文。

ところが、嬉しそうに布を紹介するまでに、ちょっとしたトラブルがありました。
私の注文分で違う布が入っていたんです。
交換してもらうのに、英文作成してメールするのが面倒で一時は諦めましたが、先方の手違いは事実だし、間違えて届いた布の柄が好みじゃなかったので、ダメもとでクレームメールを送りました。
以下が、翻訳サイトで作成したメール文章です。

    Goods reached.
    品物は届きました。

    However,
    しかーし、

    The 注文した商品名 that I ordered didn't enter.
    注文した商品が入ってなくて、

    And the 違う商品名 I didn't order entered.
    注文していない商品が入ってました。

   Can you change it?
   交換してもらえますか?

と、こんな具合に。
こうしてネット翻訳サイトではサクッと適当に訳してくれても、事実だと伝える為に、違う布の商品名と品番をショップサイトで調べるのに、半日もかかってしまいました。
それから、Hancock's とは時差があります。
この通じるかどうか分からないメールをチェックしてくれるのは、早くても開店時間の午前8時以降ですから、こちらが反応を待つには夜10時を過ぎていなければいけません。

あまり期待せずに、一応就寝前にメールをチェックしてみると・・・
流石は Hancock's。 速攻でお詫びのメールが届いてました。
そして、調査結果の内容と発送する旨のメールに続き、一時間後には発送完了の、計3通のメールが届いたのですが、間違って送られた布に関する記述がありません。
どうしましょう。やっぱり返送した方がいいですよね。

海外ネットショップから布を購入するのは初めてでしたが、Hancock's は安いし、対応も迅速でしっかりしていました。
それに何たって恐ろしい位の品数。
日本では入手困難な柄も沢山ありますから、お勧めです。

2009年3月31日 (火)

あづま袋の応用パターン

早いもので明日から4月じゃありませんか。もうー焦りまくりました。^^
型紙ページの件は、一部寸法図の作成が間に合いませんでしたが、ギリギリのギリギリ本日、ショップページに追加更新完了。
是非ご覧くださいませ。

そこで今日は、あづま袋の持ち手部分をアレンジして作った、ショルダーバッグのご紹介です。

Roundshoulder1

天気が良かったので、蕾が膨らみ始めた桜の小枝に引っ掛けて。
お願いですから、ヘタダサ刺繍は無視してくださいね(汗)。

Roundshoulder2_2

平置きして撮影したら、丸々度アップです。

Roundshoulder3

中央にスカートの脇ポケットのようなポケットを付けてみました。

これも試作でしたが、イメージ通りに仕上がったので、あづま袋の応用編として配布型紙化致します。

2009年3月16日 (月)

配布型紙の概要

ハンドメイドサイトを開設してから、初めての型紙配布を今月中に開始します。
今回は、私が何点も作品化してきたラウンド型あづま袋とシンプルバッグ、そして新作のシェルラウンドバッグの3点。
手描きではなくCADで作成したデータを、レーザープリンタで原寸大に長尺紙出力しますので、つなぎ合わす必要が無く、扱いやすくなっています。

ショップページにパターンコーナーを追加して、更新完了次第受け付け開始となりますが、肝心のウェブページが完成しておりません(今月下旬には間に合うかと)。
とりあえず、こちらのブログでご紹介させて頂きます。

なお、型紙データ自体はいつでもプリントアウト可能な状態ですので、直ぐにでもバッグを作ってみたい方は、ショップページのメールフォーム、またはメールよりお問い合わせ下さい。
別紙テキスト類無しの、お値段はどれも送料込み(メール便)の600円です。(^^;

では、順に概要を。

Azuma1

あづま袋 ・ ラウンド ショルダー
過去に何度も作ってきましたが、容量が中途半端な気がして、今回思い切って横のサイズを大きくしました。
出来上がり寸法は、横(最大で)47.6×縦58cm。
リサイズしたことによって画像右のように、薄着なら肩から掛けられるようになりました。
それにしても、肩に掛けると印象が変わりますねぇ。迫力があると言うか(笑)。
まぁ、一応いろんな持ち方が可能だってことの参考にしてください。
それと、サイドから底へのカーブラインが兼用の、ショルダーバッグの持ち手パターンも一緒にプリントされていますので、一枚の型紙で2種類のバッグが作れます。

Simplebag

シンプルバッグ L , S
こちらもブログでお馴染みの、バッグの型紙です。
一枚の紙の中に、Lサイズ(画像左)とSサイズ(画像右)がプリントされています。
底から持ち手上端まで一続きの構造は、比較的単純ですが、外・内布共に中心も縫い合わせる4枚はぎ。
グラニーバッグのように、持ち手カーブ部分をテープで縁取りして始末する場合は、中心を “わ” にして(前後2枚のみ)裁つことが出来ます。
参考までにアレンジの一つとして、底の長方形を切り離し楕円底にして仕立てると、また違った表情のバッグになると思います。

Shellroundbag1

シェル ラウンド バッグ
本体・ヨーク(中心にマグネットボタン)・持ち手で構成された、女性的なショルダーバッグになります。
マチが無い分、底にダーツと上部にタックを採用して、ふっくらと容量をアップさせました。
ただ、以前グラニーバッグを試作した時、物を入れたら見事にバルーン化したショックから(笑)、このバッグのダーツとタックの分量は控えめです。
横のサイズは最大で47cm、持ち手を除いた縦は35cm(バッグ中心垂線)と大ぶりです。
コートの上からでも楽に肩から掛けられるよう、持ち手の長さは50cm。

意外にもアレンジし易く、タックをギャザーに変えてもいいですし、ヨークを省いて本体入れ口を水平ラインにすれば、少しカジュアルになります。
また、本体上部両サイドをカーブのラインでカットすれば、グラニーバッグに応用できます。

以上、これら3点でのスタートですが、今後も種類を増やしていくつもりです。

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