ヤフオクと布収納
気が付けば今日は七夕、今年も半分が過ぎ・・・( ̄ε ̄;)
この蒸し蒸しとした季節に入る前から、私は激しく熱い生活を送っております(笑)。
ミシンは動かしていなかったけど、布は触っておりました。
PCの前にも座っておりました。ドップリ、ヤフオクに熱中です。
なんでこんな状況なったのか、発端は、
「手持ちの古裂を見せて欲しい」 とか、「布を分けて欲しい」 といったお問い合わせが、オフラインでチラホラ出てきまして。
勿論、お裾分けするのはやぶさかではありませんが、我が家へ来ていただくのは申し訳ない。
だって、猫が居るもんだから、お帰りの時には毛ダルマになってしまいます。
そこで思い付いたのが、あの実家離れの展示会場。
本格的な古布ショップを営むつもりは毛頭ありませんが、展示会以外の時は、いつでもご覧頂けるようなショウルームにして置くのもアリかと。
そうと決めてからの凄まじいこと。
まずは、我が家にあるもので使えそうな小物類を搬入し、あと一つ欲しい陳列家具と小洒落たアンティーク雑貨はヤフオクで狙うことにして、予算ギリギリのラインで入札したんですがねぇ。
結果は、
アンティーク陳列棚 or 年代物和箪笥=人気ありすぎて近寄ることも出来ず
大昔の木製こね鉢=惜敗
帳場格子=ボロ負け
でございました。
このご時世でも世の中には、欲しい物にはいくらでもお金出しちゃうんだから♪って方が沢山いらっしゃいますからねぇ。
ところが、ガックリとうなだれているところに、最近知り合いになった古物商の方から、
「年代物の小箪笥を入手したの。専門外だから譲るわよ」 との有難いお声がかかり、
昨日ソッコーで引き取りに行ってきました。
毎晩目を皿のようにしてモニターにかじり付いていた自分は何だったの?と思えるくらい、アッサリと入手できました。
古布にしてもそうなのですが、旨い具合に人の繋がりに乗っかって、最終的に欲しい人の手に渡るという、本当に古物の流れって面白いです。
さて、もう一つはやらざるを得なくなったのが、昨年秋から膨大な量に増えた古布の整理。
買ったり頂いたハギレや着物を、取り敢えずの形でクローゼットや押入れ、引き出しに仕舞いこんでいたものだから、目的の布を出すのに他の布まで畳み直さなきゃいけない始末。
最悪の作業効率に、ストレスも限界に達していたので、3月の初めにヤフオクで大型中古キャビネットをゲット。
それからと言うもの、空いた時間で仕分けとアイロンの掛けなおし、袋詰めをやっていたわけです。
ご覧下さい、この眺め。(^^;
これがそのお助け収納家具で、高さは1900mm超えてます。
扉は観音開きだから一度に全体を見渡せるし、更にラッキーなことに、棚板の幅が着物地の全巾ピッタリ収まる寸法です。これには感動しました。
不必要に布を触らない為に、一種類ずつ透明袋に入れて、テイスト毎に分けての気の遠くなる作業も、布好きには堪らなく楽しいのであります。
しかし、用意した100枚の透明袋も全然足りない事が判明したり、ご縁待ちの布郡もあったりします。
こんな状況ではありますが、今月は離れのインテリアをお披露目出来るよう、気合を入れて完了させるのと、夏休み特集として新作のパターン&レシピをアップできればと思います。