2ウェイバッグのファスナーポケットの縫い方
わー、すみません。夏休みも間近となりましたね。
また間が空いてしまいましたが、今週中に2ウェイバッグのレシピを全てアップします。
先日のレイアウト図はファスナーを付ける面の方で、バッグ本体布を4つに分けて裁ちます。
この平置き画像の、紺色のパッチポケット口と持ち手の付け根の間に、薄っすらと見えるのがそのファスナー口です。
画像全体がぼやけていて見え難いですが、ファスナーとその上下に縫い付ける本体布です。
白い布は、ポケット内布になります。
本体布幅はファスナーのスライダー (開閉部分) の長さに2cmプラスし、更に左右の縫い代分(2cm)をプラスした長さの21cm。
レイアウト図で出来上がり寸法が19cmになっているということは、ファスナーのスライダーの長さは17cmでした。
お手持ちのファスナーの長さが違う場合は、後で縫い繋ぐ本体左右の布幅を変更します。
ポケット内布の深さは、バッグ本体底に掛からないようにしたお好きな寸法にしてください。
深さ×2+1.5cm (ファスナー幅)+2cm (上下の縫い代分) を、細長く裁っておきます。
内ポケットの底は“わ”になります。
ポケット口から、仕上げていきます。
ファスナー下側と、本体下側の布を中表に合わせ、ファスナーを上にしてミシンで縫い合わせます。
画像赤いラインがその線です。
次は内ポケット布と中表に合わせ、本体裏側を上にしてミシンを掛けますが、↑で出来たミシン目から1ミリ程縫い代側を縫うようにします。
この本体布・ファスナーテープ部・ポケット内布三枚を、一度に縫ってしまえば作業は早いですが、こうして2本ミシンを掛けることで強度も増すように思いますし、何より失敗がありません。
表に返しアイロンで整え、
押さえの端ミシンステッチを掛けます。
裏側にもステッチが掛かっていることを確認して、ポケット口の縫いつけ完了です。
同様に、ファスナー上と本体布も中表に縫い合わせてから、ポケット内布を縫いますが、
押さえの端ミシンステッチは内布側にだけ掛けます。
これでファスナーの縫い付けも完了。
ファスナーの両端はテープを重ねて、ミシンで止めておきます。
白い内ポケット布をよけて、ファスナー下の本体布に、紺地のパッチポケットを縫いつけます。
本体左右の布を縫い合わせて、ポケット側の面が仕上がりました。
今回は、内ポケット風のファスナーポケットにする為、本体布を継ぎ足していますが、ポケット口をくりぬくことも無く、左右も自動的に塞がれますので、とても簡単に出来ます。
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