浴衣地のホームウェア
暑いですねぇ。毎年最高気温を更新している、日本の夏 「恐怖の夏」 ってところでしょうか。
気が付けば、お盆も終わり。
それでも、クーラーをフル回転させてるもんで、ダラダラしているのは勿体無く、縫い物は続行中です。
更新が遠のきましたが、ワンピースとかチュニック、パンツの基本サイズの縫製を、お盆までには何とか完了させることができました。これさえ出来てしまえば、後は布によって変化をつけるだけです。
さて、今日はこの時期にピッタリな、裁つのも縫うのも簡単で見た目にも涼しい?浴衣地のワンピースをご紹介。
手元にあった1m長さ4枚の浴衣地反物のハギレを目一杯使って。
至ってシンプルでカーブは一つもありません。
中心に同じ柄が並んでしまったのは、端のみみを含めて裁ったからです。
どちらの面を前にして着てもいいように、片面はスクエア、もう片面はVネックにしました。
衿ぐりの深さはどちらも同じにしています。
カーブが一箇所も無いなら、わざわざパターンを引かなくてもいいし、印付けも不要なんで暑い夏には楽チンな裁縫モンです。途中、汗も拭いたりできるし?(笑)
真っ先に2枚の布を、衿ぐりの中心位置から裾までミシンで縫い合わせてから、その2枚を中表に合わせたまま、他の辺を裁っていきます。
衿ぐりを裁ったら、肩の傾斜線は縫い代を含め布端一杯まで伸ばし、そこから直角に降りたら袖ぐりです。
その袖ぐりの長さは19cmあれば大丈夫だと思います。
後は袖ぐり下から裾まで真っ直ぐにカットするだけ。
このように、どうしても身頃脇はカットされますが、今回のは38cmの布幅2枚繋いでも、身頃幅は64cm確保できました。
また、衿ぐりの見返しは別布を使っています。
綿100%の浴衣地なら洗濯機で洗えるし、
衿ぐり以外は前後共通だからアイロン掛けも楽だし、
手の早い方なら一日で縫えちゃうし、
まだまだ暑い日は続きそうだし、
なので、お手元に布があれば是非作ってみては如何でしょう。
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