一難去ってまた一難?
新緑の香り漂う季節に入り、あの拷問のような単純作業から開放された勢いで、今月はのんびりし過ぎてしまいました。
いざハンドメイドの時間が取れるようになると、どれから手を付けようか迷ってしまい、また布選びを兼ねて整理なんぞもしていたのだけど、どうも棚の隅に鎮座している過去の製作残布のUSAコットンの塊が気になって気になって仕方ない。で、思い切ってこの手の布には見切りをつけることにし、誰かに使って頂けるよう、パッチワークキットにして某レンタルボックスに置くことにした。
もう、可憐なフラワープリントから完全引退だな。
そして先日、ちょっとだけ布が片付いてすっきりしたところで、近くのショッピングセンターの服飾コーナーへ偵察に行くも、参考になりそうなデザインがあるかと思いきや、右を見ても左を見ても花柄とフリフリだらけ。当然そそくさとそのお花畑を後にし、次は書籍コーナーで立ち読みだ。
着物リメイクの本って何冊もあるのね。パラパラと覗かせてもらったけど、うーーん、どうみても私の目指しているものとは違うし、中には着て歩くと景観条例にひっかかりそうな服も・・・( ̄Θ ̄;)
結局、何も収穫が無いまま、やっぱり自分で一から考えるしかないかと思っていた矢先、連日報道されている被災地のニュースを味噌汁すすりながら観ていたら、おぉーひらめきました。それは、
「昔の野良着を現代の日常着にリメイクする」
発想が不謹慎だと不愉快にさせてしまったら御免なさい。でも、大したものではないけど、貴重品を身に付けられるエプロンとか、両手が自由になる3Wayバッグまでも思いついちゃったから、お役に立てられればお許しを。
そうとなったら、布選びの早いこと!先ずは超シンプルなトップスからってことで、ずーっと箪笥に眠っていた、亡き祖母のお下がりの作務衣や絣の半纏をひっぱり出し、解くことに。ところが・・・
あ゛ぁーっ、ミ、ミシンで縫ってあるじゃないの!しかも細かい目で。(|||_|||)
と言うことで、これに関してはもう少しお時間を頂いてから、レシピ付きでアップさせてください。おっと、未完成のまま何ヶ月も放置していたリメイクワンピースもあったのでした。