着物地で作るトートバッグ 持ち手の縫い方
明日からは少し暖かくなるらしいけど、昨日は鬼のように寒くて、暖房フル回転の室内に居ても手が悴んで、家事すら捗らない始末。
大寒がポカポカ陽気で、立春過ぎてこの寒さって一体どうなっているんでしょうね、この冬は。
着物地を組み合わせたトートバッグも、先日お披露目した以外で3点があと内布と縫い合わせるだけとなり、近々公開の予定なんですが、またもや3点も同時進行したもんだから飽きてしまって、ちょいとペースダウンしております。
それまでと言っては何ですけど、今日は持ち手の縫い方をご説明します。
が、縫い方はこの限りではありません。あくまでも我流です。
表布の長さを、裏側の別布より2.5~3cm長めに裁ちます。
勿論、裏側の別布を短く裁っても。って同じことか・・・
その2枚を中表に合わせ、先に2本の短辺を縫い合わせて (輪状にする) 畳むと、画像のように差の1/4の表布が裏側に回りこんできます。
縫い代を割って短くカットしてから、片方の長辺だけ縫って表に返します。
(画像では両辺ともミシンを掛けてありますが、片方は縫わない方が綺麗に仕上がります)
表に返したら、出来上がりの持ち手幅になるよう、もう片方の長辺縫い代を折ってミシンステッチで塞ぎます。
画像左が裏面、右が表面の仕上がり。
持ち手紐2本、持ち手タブ4本、カン4ヶ揃え組み立てていきます。
持ち手紐はカンに通し、端から3cmの所で折り返し縫い留めます。
持ち手タブの方はピッチリ半分に折るのではなく、端を5mm程ずらしミシンで仮留め。
ずらすことによって、僅かですが縫い代のアタリが本体表から目立たなくなります。
本体の上段と下段をそれぞれ筒状に縫い合わせたら、
組み立てた持ち手を上段に縫い留めます。
画像では既にポケット布を縫い付けてありますが、持ち手間内に収まる幅でしたので先行しました。
先日公開した図面ですと、ポケット布幅は持ち手間を超えますので、必ず先に持ち手を縫いつけてからポケットを仕立てます。
次回はそのポケットの縫い方です。
このバッグの縫製作業で一番イライラするところかもしれません。(^^
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