竹の持ち手バッグ
今年には間違いないのですが、目的も無く買った2組の竹製の持ち手。
展示会用は、このブログで紹介していたデザインのバッグや袋物ばかりでは寂しいので、その竹の持ち手を使ったバッグを初めて作ってみました。
一作目は、バッグ作家の江面旨美さんのレシピ本を参考に作ってみたんですがね。
底が角丸だからなのか、おにぎりみたいになっちゃった。 (江面さん、ご免なさい) orz
やっぱりレシピ本の通り、張りのあるナイロン地じゃないと江面さんっぽくなりませんねぇ。
気を取り直し、デザインを変えて仕立てたのがこの2作目です。
覚えていらっしゃるでしょうか。
このブログを開設した当初に繋いでいた、ミシンパッチ地になります。
途中で挫折しかかって、ずーっと放置していたのを引っ張り出し、細長い一枚に繋ぎ合わせました。
6cm角が170枚くっついて、横幅もたっぷりあります。
このミシンパッチが無ければ、縫製は嘘みたいに恐ろしく早いです。半日もあれば充分完成しちゃいます。
底を“わ”にして布を裁ち接着芯を張ったら、この時点で竹の持ち手に布を通します。
その状態で、外布と内布 (裏布) を中表に合わせてバッグ上部の辺と両脇を縫い合わせたら、両脇の持ち手下のアキ部分を返し口にして表に返します。
後はアキをミシンで縫って塞ぎ、ギャザーを安定させる為に竹の持ち手すぐ下カーブを所々手縫いで固定。
最後に底の角を三角に潰して、必要なマチ分の所でミシンを掛け、頂角辺りをボタンで縫い付けて完成です。
で、展示会でのこの二つのバッグはと言いますと、少々満足いかない出来栄えのおにぎりバッグ (笑) が売れ、手間隙掛かったミシンパッチバッグにはご縁がありませんでした。
ミシンパッチバッグは今、クローゼット奥で不貞寝しております。