ファスナーポケットを作る STEP1
とうとう3月に入ってしまいました。
先日の内容のバッグは何とか3点完成し、今は次のデザインのバッグの製図が終わったところです。
早く裁断して縫製に掛かりたくてムズムズしているのですが、これをやってしまうと、またブログの更新がはるか先になってしまいますから、一休みしてレシピをアップ致します。
しかし、今年から余所見せずに安定的な作業をしているのに、この手の遅さと言ったら。orz
では、本題。
ちょっと面倒な作業ですが、バッグの内側にファスナーポケットがあると何かと心強いですよね。
私は出来る限りこのポケットは付けるようにしています。
縫製も一度に全工程を考えるから難しそうに見えるのであって、一つ終える毎に各パーツの寸法を出すようにすれば、どうってこと無いと思います。
画像のように、内布にファスナーを取り付け、外布との間にポケット (袋布) があるタイプになります。
べろ~んと袋布を引っ張りだしてみました (笑)。
随分と前に、通帳ケースのレシピでご紹介したファスナーポケットは、確か本体にミシンステッチを掛けてポケット状にしたかと思いますが、こちらは別途袋布を用意します。
先ずはファスナーポケット口から。
何を入れるかは人それぞれですから、スライダー稼動域は、出し入れし易い15cm以上のファスナーであれば良いと思います。
ファスナーを用意したら、そのファスナーが 「こんにちは♪」 する窓の大きさを決めます。
大体この辺かなと、ファスナーにマチ針を刺してその間を採寸。
今回は21cmでしたので、それが窓の横寸法になります。
縦寸法はごく一般的なファスナーであれば1cmでOKです。
次に、テープ部分を含めたファスナー全体より大き目の、内布と同布を用意し、中央に窓寸法である1cm×21cmの印を付けます。
後で合わせ易いよう、布とファスナー共に、横中心にも印を付けておきます。
ここから本体内布が登場。
先ほど印を付けた布を、内布と中表で合わせ、1cm×21cmの印上に細かいミシン目で縫い付けます。
併せる位置として横は普通中心ですが、大きめのポケットにする場合、縦位置は上から4~5cm位がいいでしょう。
縫い合わせたら、裏側に返す為の切り込みを入れます。
角の所は躊躇わずにミシン目寸前まで鋏を入れると、角が突っ張らず綺麗に仕上がります。
アイロンでしっかり当てた布を起こし、
裏側に返し、またアイロンでしっかり整えます。
そして、端から1~2mmのところにぐるっと押さえのミシンステッチをかけて、窓は完成です。
長くなりましたので、ここから先は次回のアップとさせていただきます。(^^
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