フロシキンチャクバッグ (前編)
桜の時期が終わった途端、もうGW突入。早いですね~、一日一日が。
ハンドメイドに夢中になっていると、食料品の買出しすら外出が億劫になってしまってるから、勿論このGWもお出掛けは無しの我が家です。
急に初夏のような暑い日があったりもするので、去年縫った夏物リメイクブラウスでもと思っていたのですけど、製図データを作成していないのに今頃気付き、この件はまたの機会ということで(^^;
そこで今日は予定を変更して、出来立てホヤホヤのバッグをアップします。
半年前から、あずま袋と昔の米袋を合体させると面白いバッグが出来るんじゃないかと考えていて、ようやく先月製作に着手しました。
現代風に表現すると、風呂敷と巾着の機能をミックスさせた感じです。
いずれ改良版を縫うかもしれないので、自分の覚書の為にも要所要所で過程を撮影しましたから、今回は手順も併せます。
まずは完成画像から。
いきなり、風呂敷バンザ~イ!(笑)
上半身の藍無地木綿が、結んで持ち手にもなるあずま袋部分。
下半身の絣は米袋の要領で縫った本体になります。
因みにこのバッグは全て古布木綿を使いました。
中にバスタオル4枚畳んで入れ、上を結んで撮影。
三段重が余裕で入りますから行楽に良さそうだけど、古布 (特に絣) を使うと何だか 「闇市へ行きませんか?」 のイメージになってしまう。
結びのあずま袋部分は、底辺が60cm×高さ44cmが出来上がり寸法なのですが、底辺の縫い代のみ3.5cmにして布を裁ち、内側の縞木綿と斜線 (山部分) を縫い合わせ表に返します。
チラッと見える青いしつけ糸が本線の印です。
かなりこなれたやや薄手の木綿なので、縞木綿との2枚使いにしましたが、厚手の布なら端を三つ折に始末して一枚仕立てにしてもいいと思います。
2枚の三角布を底辺位置で10cm重ねて、ぐるっと一周1mになるよう合体させておきます。この時に私は両サイドにDカンをつけました。
次に、同じ縞木綿で巾着部分を作ります。
↑のあずま袋部分と同じく、こちらもぐるっと一周1mの筒状にし、上端は12個の紐通しを挟んで仕上げておきました。
高さは15cmほど。
巾着部分がどのようになるかは、この完成画像の通り。
あずま袋部分の底本線と合わせ、縫い代内で捨てミシンを掛け合体させています。
結んだり解いたりしたうえに、絞ったり広げたりと物の出し入れが面倒ですけど、この巾着部分は中の物を見られたくない時には便利かと思います。必要の無い時は、下に倒しておけばいいですし。
ここまでしてしまうと、やはり頻繁に出し入れ可能な外ポケットも欲しいところ。
外ポケット用の縞木綿一枚を、あずま袋部分の底本線より2.5cm下に縫い繋ぎます。
つまり、どちらも布端から1cmの位置にミシンを掛けていることになります。
さぁ、今日はここまで。
次回は後編として、この外ポケットから完成まで一気にご紹介致します。
コメント