誰が着るの?着物リメイク試作服
先月の展示・販売会が無事終了した開放感から、随分と長いお暇を頂いてしまいました。
よっぽどフラストレーションが蓄積していたのか、この師走本番の時期でも家の中のことはそっちのけの放置状態で、布の手入れや製図を開始している有様です。
ざっとではありますがイベントの様子をまとめてみると、5月のハンドメイドのみの展示会とはお客様の世代も雰囲気 (笑) も全く違った印象を受けました。表現に語弊があるかもしれませんが、自分のことにお金も時間もたっぷり使える年齢層といったところでしょうか。
一方販売の方は、会期前半に和布が集中的に、後半に作品が売れたように思います。
特に細工物には欠かせない暖色系の可愛らしい柄布や、人気の矢羽根柄は早々に完売となりました。
次回来年4月に予定していますイベントでは、新たに銘仙や大島紬のハギレが登場します。
この中には、これから私がリメイクした際に出る残布もありますので、時々ブログの作品画像をご覧になって、狙いを定めて頂けたら幸いです。
あ、それから、私はカヨワイ乙女なので、次回はお手柔らかにお願いしますね (冗)。
さてと、恥ずかしながら今日はその着物リメイクの試作服をご紹介します。
一つのデザインに対し、その第一作目は必ずと言っていいほどイメージ通りには仕上がらないものだから、今回は大昔に手芸店で購入したぺらっぺらのバーゲン生地を使いました。
いきなり本番の着物地で失敗して、リメイクのそのまたリメイクを繰り返す破目なんて洒落にならんです、ホント。
形は作家さん達のブログや出品ページを拝見し、これなら私も作ってみたいわーと思ったのを、例によって我流製図して作ったのが以下の2点。
それでも一応パクリになりますかね。(^^;
ラグランスリーブのスモック風チュニック (の、つもり)。文化式原型を元に製図。
製作の参考にとリサイクルショップで入手した、ベージュの200円ワンピースに着せてみました。
しかし、どー見ても割烹着ですよ、これは (汗)。
後ろ身頃に作ったアキ。
インナーがチラ見えしないよう、持ち出しなんかも付けちゃってます。
2点目。自分のTシャツ寸法を参考に、囲み製図して出来たノースリーブチュニックワンピース (の、つもり)。
襟ぐりのアキを小さくした分、袖ぐりは逆に深くしてみました。
でもなんかこれも、ワンピースというよりエプロンっぽいなぁ。
「わ」 にして裁った身頃に無理矢理アキを作ると、絶対的に1cm位は隙間が出来てしまいます。
なので、リボン結びにして誤魔化す。
私にとって手作りの一番の醍醐味は、完成した時の達成感でしょうか。
似合わないと分かっていても、ワクワクしながら鏡の前で試着します。が、
「それはあかんやろー、家の中でも着るな」 と、
おっさんから可愛いお言葉を頂いてしまいました。
そうゆう身内の感想は無視しつつ、これをベースに少しでもソフィスケートした感じになるよう、素材や柄によってアレンジしていこうと思います。
イベント成功のようで良かったです。
野菜(ブロッコリー)もおかげ様で好調に売れたようで自分も野菜担当者も喜んでおります。
まずはお礼まで…おせーよと怒られると思いますが、また、よろしくお願いします。
投稿: 城山 岩崎 | 2010年12月13日 (月) 10:27
>城山 岩崎 様
よく売れてましたね。
やっぱり、女性相手のイベントでは食べ物は強いです。
次回のイベントも是非参加ください。
投稿: モーリス | 2010年12月15日 (水) 22:10