愛猫の死とエモーショナル
愛猫の看病につきっきりの間はハンドメイドは中止していましたが、その子が逝ってしまってからは、何もしないでいると背後から喪失感が襲ってくるので、ボチボチ縫い始めています。
本当のところは、私は気持ちの切り替えが早い方 (多分) で、仕事柄、脳内HDが創造で埋まっている変人だからかもしれないけど。
しかし、一緒に暮らしていると、つくづく猫って前向きに生きる動物だということが分かります。
一方、人間は・・・ 矛先は亭主に向けられる(笑)。
亭主は男性にしては珍しく、負の感情を表に出すタイプ。
代表的なのが、「よく泣く」 「すぐ腹を立てる」 こと。
おまけに、「口が立つ」 ときているから、厄介極まりない。
私が原因でないのに、トリプルで泣きながら腹を立て、機関銃のごとく暴言を吐かれた日には手も足も出ない。
他人だったら瞬間縁切りで済むけど、家族がこうだと疲れますよね。
決して愚痴や亭主の悪口を言いたいわけではないんです。
身内の恥を身内が晒さなくて、誰が晒すのさ!と言うのは冗談ですが、
愛猫の死が、人間の負の感情について考えるきっかけとなっただけで、亭主を題材にすればリアルだからです。
こうゆう激情型の人間は何処にでも居ますしね。
結婚当初は、そんなご立腹の様子に冷静に理論で応戦したけれど、結婚生活には打算と惰性も必要だと悟ると、聞いている振り・適当に交わすのが上手になります。
しかし、それでは本人の為にもならないし、社会生活に支障をきたすのが目に見えてます。
このご時世、感情的になる人間ほど社会から排除され易く、もって生まれた性格だからと寛容ではありません。
自分もその世界に引き込まれて、嫌~な人間になってしまいます。
ですから、最近は放置するのを止め、やんわりと無表情で一言指摘をするようにしました。
偉そうな嫁ですねー。高圧的な女ですねー。(^^
具体的にどんなことを言っているかというと、
「職場では、口は慎んでいるよねっ♪」、
「人の生活が羨ましかったら、節約すればいいじゃん」とか、
「自分の思い通りに人が動くと思ったら、大間違いなのだー」等など。
極めつけは、検索で見つけたブログ記事。
「エモーショナル」を棄てる
この話をしたら効果があり、大人しくなってきました。
自分の為にもなります。一度、読んでみてください。