ふわコロッ、フラップポーチ
アップが遅くなりましたが、もう一点、展示会に出品した新作ポーチをご紹介します。
別に特別、展示会用に製作したわけではなくて、以前フラップ付きポーチに興味を持ち、それからいろいろと試行錯誤を繰り返し、紆余曲折を経て (冗談) 、丁度完成した時期と重なったこともありますが、お客様の反応を見たいこともあって出品しました。
そのフラップポーチを作るきっかけとなったのが、海外のこちらのブログ記事です。
海外のサイトにしては珍しく (失礼) 、丁寧なイラスト入りの解説。
英語が苦手な私でもこのレシピは理解でき、参考になりました。
ただ、少し硬い印象を受けたので、フラップは別布にしカーブを大きくして試作したのが、
こちらです。
うーーん、まだまだな感じ。
もっとふんわりと可愛らしくならないものかと、結局一からデザインを起こし作り直しました。
タックの位置を中心から離しマチの作り方も変え、極力縫製量を減らしてシンプルにした最終作です。
フラップに柄布を持ってきたことで、カーブが強調されてより女性的なイメージになったような気が・・・しませんか?^^
あと、ボディのペンシルストライプ地には、シフォンの薄手接着芯+キルト芯の2種の芯地を張って、クッション性だけではなく張りも持たせました。
因みにキルト芯を張る時は、芯側にアイロンを当てるとペッタンコになりやすいですから、私はマチ針で四隅を仮止めし、裏返して布の表面にアイロンを掛けて接着させてます。
霧吹きで布を軽く湿らせてから、そーっと撫でる様にアイロンを掛けるだけで、ピッタリと張れるんです。
出品した3点共、フラップにフィードサックを使いました。
1930年代の貴重な布を主張したら、おかげさまで開催翌日に完売。
即日だったら奇跡ですわ。ホントに。
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