テープで縁取り step1
暑中お見舞い申し上げます。
遅くなりましたが、これから3回に渡って、リバーシブル仕様 ( 2枚仕立て ) におけるテープを使った、バッグの縫製・縁取り方法をご紹介します。
一本のテープで、内布側に1cm巾位のテープを装飾として見せ、且つ外布の縫い代の始末をするやり方になります。
これは、グラニーバッグのようにテープを挟むようにして縫い付けるのではなく、洋裁で言う見返しで衿ぐりの始末をする要領とほぼ同じ。
適用するのは、いつもの持ち手まで続け裁ちにしたバッグ。
右が外布、左の無地のみが内布になります。
先ず、各2枚ずつ裁ったら、裁ち目にほつれ止めのジグザグミシンを掛け、はみ出たほつれ糸をカット。
( 画像はカット前の、はみ出たままの状態です ^^; )
また、ポケットを付ける場合は、この平面の段階で縫い付けておきます。
同時進行で作っている、ブルーバージョンも一緒に撮影してみました。
こうして重ねてみるとお分かりのように、内布のテープを付けるカーブ部分には、出来上がりのラインで布を裁っていて、縫い代を付けないのがポイント。
内・外布共、底→脇→マチ→持ち手上端の順に縫ってから外表に合体し、しつけをして固定しておきます。
ここまで来たら、後はテープを縫い付けるだけ。
次回はそのテープの縫い付け方をご説明します。