2010年3月27日 (土)

着物地で作るトートバッグ 3点完成

もう後がつかえちゃうほど、ハンドメイドは着々と進んでいるのに、更新が遠ざかってしまいました。
今日はとりあえず、着物地を組み合わせたバッグ3点のお披露目です。

仕上げのアイロンを掛けずに撮影してしまったので、多少のシワには目をつむってくださいませ。(^^;

Kimonotote_wd_2

こちらは、中央のちりめんに現行品の木綿の組み合わせ。

Kimonotote_sg

仕立て残りらしき現代物のハギレを、余らないよう使ったら大き目のトートバッグになりました。

Kimonotote_ks_front

3点目は張りのあるストライプとちりめんです。
このちりめんはハンカチほどのサイズでしたので、下段中央にだけ配置しました。

Kimonotote_ks_detail

見る角度によって光沢の度合いが変わるストライプ地と、マットなちりめんの組み合わせが、意外にもマッチしたように思います。

2010年3月 6日 (土)

着物地で作るトートバッグ ポケットの縫い方

ここ数日、仕事の関係で外出したり来客があったりと、バタバタしていて手が止まっておりました。
そんな中でも新作ポーチを一つ完成させたのですが、今日は途中になっていた、このカテゴリのポケットの縫い方をご説明します。

えーと、どこからでしたっけ?(笑)

Kimonotote_recipe_p3

ポケット布2枚を、それぞれ本体上段と下段に中表に合わせ、縫い付けます。
ミシン目の位置は、必ず出来上がりの本線より3mm程縫い代内に。
画像内の紫のラインが本線です。

Kimonotote_recipe_p4

開いてアイロンで抑えたら、上段側はポケット布に端ミシンステッチを、下段側は出来上がりに折ってポケット口 (15cm) にだけ端ミシンステッチを掛けます。

Kimonotote_recipe_p5

引いて見るとこんな感じです。
先述のパターン図通りですと、実際には上段とそのポケット布の間に、持ち手縫い代が挟まれることになります。

Kimonotote_recipe_p6

次に、本体上段と下段を合体します。
中表に合わせ、ポケット口以外を縫っていきますが、画像のように下段にはポケット口の端ミシンステッチによる小さなタックが出来ています。
無理にそのポケット口端から縫わず、少し離してミシンが掛け易い位置から縫ってください。
画像ではピンクの横ミシン目がそれに当たります。

Kimonotote_recipe_p7

縫い終わって、表から見たところ。
後で表からその部分にもミシンステッチを掛けて留めてしまうし、その方が柄布の境目をキッチリ合わすことが出来ます。

Kimonotote_recipe_p8

ここでようやく、ポケット布の左右と底を縫い合わせ、袋状にします。
縫い代内にもう一本ミシンを掛けておくと、より頑丈になります。

Kimonotote_recipe_p9

最後に表からポケット口以外の本体に、ミシンステッチを掛けて外ポケット完成です。
糸がほつれないように、ミシン掛けの始めと終わりには、2~3度返し縫いをします。

Kimonotote_recipe_m

底マチは、本体の横が 「わ」 になってなっていますので、縫い代を1cmとすると、横3×縦4cmにカットしてから仕立てます。

以上です。(^^
このポケットはポーチなどにも応用できますので、作り方を覚えていただくと役に立つと思います。
それと、ポケット布を本体と同布で仕立てる時は、続け裁ちにすればより簡単です。

2010年2月 8日 (月)

着物地で作るトートバッグ 持ち手の縫い方

明日からは少し暖かくなるらしいけど、昨日は鬼のように寒くて、暖房フル回転の室内に居ても手が悴んで、家事すら捗らない始末。
大寒がポカポカ陽気で、立春過ぎてこの寒さって一体どうなっているんでしょうね、この冬は。

着物地を組み合わせたトートバッグも、先日お披露目した以外で3点があと内布と縫い合わせるだけとなり、近々公開の予定なんですが、またもや3点も同時進行したもんだから飽きてしまって、ちょいとペースダウンしております。

それまでと言っては何ですけど、今日は持ち手の縫い方をご説明します。
が、縫い方はこの限りではありません。あくまでも我流です。

Kimonotote_recipe_h1

表布の長さを、裏側の別布より2.5~3cm長めに裁ちます。
勿論、裏側の別布を短く裁っても。って同じことか・・・
その2枚を中表に合わせ、先に2本の短辺を縫い合わせて (輪状にする) 畳むと、画像のように差の1/4の表布が裏側に回りこんできます。
縫い代を割って短くカットしてから、片方の長辺だけ縫って表に返します。
(画像では両辺ともミシンを掛けてありますが、片方は縫わない方が綺麗に仕上がります)

Kimonotote_recipe_h2

表に返したら、出来上がりの持ち手幅になるよう、もう片方の長辺縫い代を折ってミシンステッチで塞ぎます。
画像左が裏面、右が表面の仕上がり。

Kimonotote_recipe_h3

持ち手紐2本、持ち手タブ4本、カン4ヶ揃え組み立てていきます。

Kimonotote_recipe_h4

持ち手紐はカンに通し、端から3cmの所で折り返し縫い留めます。

Kimonotote_recipe_h5

持ち手タブの方はピッチリ半分に折るのではなく、端を5mm程ずらしミシンで仮留め。
ずらすことによって、僅かですが縫い代のアタリが本体表から目立たなくなります。

Kimonotote_recipe_p1

本体の上段と下段をそれぞれ筒状に縫い合わせたら、

Kimonotote_recipe_p2

組み立てた持ち手を上段に縫い留めます。
画像では既にポケット布を縫い付けてありますが、持ち手間内に収まる幅でしたので先行しました。
先日公開した図面ですと、ポケット布幅は持ち手間を超えますので、必ず先に持ち手を縫いつけてからポケットを仕立てます。

次回はそのポケットの縫い方です。
このバッグの縫製作業で一番イライラするところかもしれません。(^^

2010年1月29日 (金)

着物地で作るトートバッグ 裁ち方と布合わせ

古裂を収集していると、中には柄を有効に使いたい布が出てきます。
大柄の銘仙とか、刺繍の施してあるもの、縦方向に続く絵的な染物などなど。
せっかくのいい柄を、小物作りで切断してしまうのは勿体無いですよね。
もし、コレと言った使い道が無いならトートバッグに仕立ててみませんか?

でも、そんな柄布は悔しいことに、バッグにするには用尺が足りないハギレになっていることが多いです。
そこで、今回ご紹介するパターンは別布と組み合わせる形にし、なるべく無駄を出さないように、全ての寸法を決めてはおらず、お手持ちのハギレの長さによって調節する部分を設けました。
用意する布は3種類で、各配分は以下のようになります。

  A(柄をアピールしたい主役布):本体表
  B(Aを引き立てる脇役布):本体表、持ち手・持ち手タブ表側
  内布:本体裏、持ち手・持ち手タブ裏側、前後のポケット内側

AとBは、ミニマム35cmの全幅を前提としていますが、倍の長さがあれば半幅でも作れます。
内布は、現行品の生地でもいいでしょう。

Kimonotote_recipe_all

これがその、布をいっぱいいっぱいに裁って作る、大容量のトートバッグのパターン。
数値は縫い代を含んでいません。
ポイントは本体両脇を「わ」にして裁つことと、中央の切り替えを利用したポケットです。
但し、布が半幅の場合は、本体前後面を両脇で縫い合わせます。

(固定)となっている箇所はその数値通りに、他は好みの寸法、又は手持ちの布の大きさによって調整します。
その箇所と、図面内に記載していない寸法については、

※1 ここが12.5cmになる時は、同じ布内に持ち手を並べて裁った場合(後述参照)の寸法。もう少し短くても大丈夫です。
15cmは単独で布幅いっぱいに裁てて、且つ中央のF・Bと同寸。
※2 このマチの箇所だけ、縫製途中の段階で全体のバランスを見てから、好みの寸法にカットします。
脇を「わ」にした時は縫い代がありませんから、8cmのマチを作るには、前後2枚重なったまま一緒に横3×縦4cmにカットします。
正方形にカットすると失敗します。ご注意ください。
※3 ポケット布の横寸法は、15cmのポケット口より左右1.5~2cm大きくし、縫い代を加えて20~21cmに裁ちます。
縦寸法は入れる物に合わせて、好みの深さにします。
一つのポケットに2枚必要になりますが、細長い1枚を底を「わ」にしても作れます。
なお、持ち手は40cm以上の長さがあれば肩から掛けられますが、本体に被る分とカンの折り返し分等を加えて58cmと長くなっています。

次は布合わせ例と、それに伴うA布の裁断図です。

縦の数値は、上のパターン図に於ける28cm(最大)にする際の必要量であって、少々足りなくても仕立てることができます。

Kimonotote_recipe_a30

●A30
A布が30cmまでと短いハギレなら、縦2等分して中央下段にだけ配置します。
ワンポイント風ですね。

Kimonotote_recipe_a40

●A40
A布が40cm前後あると、このような組み合わせができます。
縦にキッチリ分割されるので、大胆な布合わせをしても面白いです。

Kimonotote_recipe_a50

●A50
更に50cm前後となると、先日アップしたバッグの布合わせが可能。
この市松的な組み合わせは、柄の雰囲気や密度が似ている布どうしの方が、無難にまとまると思います。

最後はB布の裁断図。

Kimonotote_recipe_b90

この図は、同じ布内に持ち手も並べて裁つ、最小限のレイアウトです。
●A30ならば90cm、●A40・●A50だと80cm要します。

図面の説明だけなのにダラダラと長くなってしまいましたが、こうして可視化もしておかないと、いざ裁断という時に結構ミスしてしまうものです。
まぁ私の覚書も兼ねているってことでご理解くださいませ。

2010年1月20日 (水)

着物地で作るトートバッグ

今日は大寒だというのに、ポカポカと好天に恵まれました。
冬は鉛色の空が殆どのこちらではとっても珍しいお天気とあって、この時とばかりに仕上がったばかりのバッグの撮影を、例によって屋外で行いました。

昨年秋に血眼になって掻き集めた古裂も、三ヶ月を過ぎると興ざめするというか (あはは)、勿体ぶらなくなってしまう私でありますが、
この時期が惜しみなく鋏を入れて、爆縫するグッドタイミングなのであります。

着物地って幅が35cm位と限られてますし、素敵な柄はハギレでしか入手できないこともありますよね。
1種類で繋いで作ると、いかにも縫い繋いで作りましたって感じになるじゃありませんか。
それでは芸が無いと思って、限られた寸法の中でどーすれば普段使い可能なバッグに出来るかと、知恵熱出そうなくらい悶々とすること数日。^^
大したこと無いくせに、あーでもないこーでもないと考えた末、表側は2種類の生地を組み合わせることに至りました。

デザインは、厚着でも肩から掛けられること。
あと、現代っぽく何か光モノを加えてみたくて、金属のカンを取り入れてみました。
そのカン類については、角田商店さんがいろんなタイプを取り扱っていて、お値段も手頃なんでお勧めです。

Kimonotote_pg_front

偉そうに吠えてて、完成したのがコレでございます。
中央縦地布の幅をもっと広くして、その分両サイドのピンク地を縮めれば良かったと、内心は不満な出来。

Kimonotote_pg_detail

中央の切り替えを利用した外ポケットです。
構造が、過去にアップしたお子ちゃま向けの2ウェイバッグのファスナーポケットと似てますが、違う点は手を入れると中が広いことです。

次回から、これを元に改良した図と、持ち手とポケットの縫い方なんぞを順次ご紹介していきます。

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