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2012年12月15日 (土)

我流 ヨークの仕立て方

先月後半から、某レンタルボックスに陳列する為の製作残布や、使いそうも無い布にアイロンをかけ直して袋詰め作業に専念していたら、ハンドメイドの方はすっかりやる気が無くなってしまい、モチベーションはどん底に。
「前進するか後退するか」 どころじゃない!立ち往生もいいところでございました。(^^;

去年は何だかんだと出来なかった大掃除も、今年はやらないと新年を迎える気分にならないし、趣味のハンドメイドだって片手間に出来るもんじゃないので、この際年明けから本格的にスタートさせようと割り切っています。

さて、随分と遅れましたが、今日は前回予告しましたウールチュニックのヨーク縫い方法のアップです。
洋裁本などでは、装飾的に布を切り替える場合、同じサイズのヨークを見返しとして裏側に当てますが、その際、裏側の仕上げのミシンステッチが、どうしてもずれちゃって困るという方にお勧めです。

2012_1_04

衿ぐり袖ぐり共、ヨークは仕上がり3cm幅 (+縫い代分) に裁ち、筒状に縫ったら外周を出来上がりに折ります。
そこに、バイアスに裁ったテープ状のアクセントの紫無地を、二つ折りにして仮止めしときます。

2012_1_05

更に、本体と同布を4cmにバイアス裁ちにしたものを内周に、出来上がり線もしくは心持ち縫い代寄りで縫い合わせます。
このバイアスが、見返しの代わりです。

2012_1_06

次にそのヨークを身頃本体と合体させます。
↑の時のミシン目上にもう一回ミシンをかける感じです。

2012_1_07

今度は、本体同布の見返し代わりのバイアスだけアイロンで起こし、ぐるっと均一2cm幅になるよう端を折っておきます。
画像内のうっすらと見える青のしつけ糸がその部分で、まち針はヨークとの境界線、即ち袖口を示しています。

2012_1_08

そして、2cm幅のバイアスを裏側に倒し、ヨークを避けた状態にして本体に縫い付けます。

2012_1_09

最後に、ヨークをミシンステッチで本体に縫い付けて出来上がりです。

今回、袖口も緩いカーブにしたのでこのような方法になりましたが、直線だとヨークと裏側に回る部分を続け裁ちにして仕立てることが出来ますから、もっと簡単だと思います。

今年も残り僅か。
実はまだ未公開のリメイク服があったりします。(^^
駆け込みで画像だけでもアップできるかなぁ。

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