更新をまたまたサボってしまいましたが、連休中に完成したケースをご紹介します。
完成した２点です。
詳細画像点数が多いので、今回は手前の藍染古布だけにします。
箸包みのような巻き紐留めが、私の中ではちょっとしたブームになっていて、それを採用したら本体は三つ折りになりました。
紐の両端に細く見えるのは、柿渋染めの布。
背面です。
紐はこの背面から縫い付けています。
紐を解いてフラップを開き、
更に広げると、先日ご紹介したカードポケットとタック付ファスナーポケットが現れます。
携帯が顔を覗かせているポケットには、通帳とか保険証などを入れても。
まぁ、結局のところ、以前試作した二つ折りケースを改良したらこのようなデザインになったんですけど、私的にはこちらの方が気に入ってます。
後日あとグリーン系とブラウン系の２点を作る予定なんですが、その時に製作過程を撮影してパターンとレシピを公開致します。
長ーい、長ーーい魔のGWも終わり、やっと普段のペースが戻ってきました。
口から先に生まれた大きなお子ちゃまに、連日家でゴッロゴロされるのって結構大変でしたわ。
ヽ( ￣д￣;)ノ
そんな細切れにしか空かなかった時間でも２点完成しましたが、お披露目の前に前回の続きのファスナーポケットの作り方をご紹介します。
ポケット布はパッチポケットのように、本体に縫い付ける状態まで仕立てておきます。
ポケットの横幅はファスナーのスライダーの長さを基準にし、そこから左右１ｃｍの延長分とタック分(３～４ｃｍ)を追加した寸法です。
右下のテープの端を、スライダーの終点から５ｍｍ程の所で折って処理したら、ポケット布の右端を更に５ｍｍ出た位置に合わせ、ファスナーのテープにミシンで縫い付けます。
裏側はこんな感じになります。
左下も同様にスライダーの始点から５ｍｍ程の所で折り、ポケット布の折山に押さえのミシンステッチを掛けます。
この位置にタックを取ることによって、容量アップに出し入れし易さが加わるのです(と考えます)。
折り山からタック分を畳んだら、ポケット布の３辺を本体に縫い付けます。
その後、ファスナー上のテープ両端を折って、ミシンで本体に仮止めしておきます。
ファスナー上のテープを、ポケットの共布で被せて始末して出来上がりです。
