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2009年2月19日 (木)

箸包みの作り方 ( 折り返しタイプ )

後日アップが、とんでもなく間が空いた後日になってしまいました(汗)。
ショップページのトップで告知しました型紙配布の準備 ( 図面の微調整作業とか手順文章作成など ) や、掲載用のバッグ製作を優先してたので、更新が遅れましてすみません。
では、箸包みの作り方 ( 折り返しタイプ ) をアップします。

35cm角のカットクロスを二枚用意 ( 紳士用の場合はもう少し大きめが必要 ) し、ソフトタイプの接着芯を全面貼りしておきます。
底辺がバイアスとなりますから、伸び止めの為に片面だけでも貼っておいた方が無難です。
布は対角に向けてハサミを入れ、直角二等辺三角形になるよう裁断します。

Hashi_a01

残り布で作った紐か市販の紐20cm位を、布表面の頂角にしつけ糸で仮止め。
バイアス辺の底辺に垂直に下りるように固定してください。
取り付ける布は、表面であれば内外どちらでも構いません。

Hashi_a02

二枚の布を中表に合わせ、底辺以外の二辺を縫います。

Hashi_a03

表に返して、折り返す左側にだけ押さえのミシンステッチを少しだけ掛けておきます。
画像の左上のミシン糸が飛び出ている部分が、縫うのを止めたところです。
そしてマイ箸の中心を底辺の中心に合わせ、布の折り返し位置を決めます。

Hashi_a04

その状態のまま折り返した布と内布 ( 茶色 ) を一緒につまんで、外布をひっくりかえすと画像のようになります。
折り返しの短辺が、サンドウィッチの具のように間に挟まっていればOKです。
左端の二つの折り山を揃えて、底辺を縫い合わせます。
この時、サンドウィッチ状態になっていない部分に、5~6cmの返し口 ( 縫わない部分 ) を作ります。

Hashi_a05

返し口から表を出し、アイロンで整えたら、押さえのミシンステッチの続きをしますが、箸先が当たる左の折山にはミシンは掛けません。

Hashi_a06

今回は箸先を差し込む左側だけですが、こうして折り返しを挟んで一緒に縫ってしまえば、45度の底角を表に返した時に、目打ちでイリイリしながら整える必要も無く、すっきりと仕上がります。

Hashi_a07

最後に、緩み防止用に紐の先を結ぶかビーズ類を付けて完成です。

2009年2月 5日 (木)

マイ箸包みを受注製作

最近のエコブームにより、自分の箸を持ち歩く人が増えていますね。
私はマイ箸を持ち歩くほどの生活はしていませんけど、スーパーやコンビニでの買物の際、割り箸不要は実践しています。
勿論、マイバッグ持参で。

さて、先日のこと、日頃お世話になっている友人から、箸包みの製作を依頼されました。
なんでも箸箱では、移動中にバッグの中でガラガラと音がするので、よろしくないのだそうです。

Hashitutumi1

実際に我家に来ていただいて、ウン十枚もあるカットクロスの山から、お気に召した柄布をチョイス。
デザインは私にお任せということで。

Hashitutumi2

何処にでもあるシンプルな三角形の箸包みが、二つあっという間に完成。
でも、この二つは広げると違う作りになっています。

Hashitutumi3

左は内側の赤い布をわざと1mm出し、紐も端を結んだだけのシンプルなデザインに。
右の紺地は縫っただけだと、大昔の武士の短刀包みに見えて仕方なかったので、友人の愛用品のブームとなっているビーズの縦積みと、綿糸の鉤針編みボールを勝手に付けさせていただき、少し女性らしさを演出。

ネットで箸袋または箸包みで検索すれば、山のように作り方なんぞもヒットしますが、友人(依頼主)から掲載許可を頂いていることですし、後日レシピをアップします。

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