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2008年7月29日 (火)

テープで縁取り step1

暑中お見舞い申し上げます。

遅くなりましたが、これから3回に渡って、リバーシブル仕様 ( 2枚仕立て ) におけるテープを使った、バッグの縫製・縁取り方法をご紹介します。
一本のテープで、内布側に1cm巾位のテープを装飾として見せ、且つ外布の縫い代の始末をするやり方になります。
これは、グラニーバッグのようにテープを挟むようにして縫い付けるのではなく、洋裁で言う見返しで衿ぐりの始末をする要領とほぼ同じ。

Step1_1

適用するのは、いつもの持ち手まで続け裁ちにしたバッグ。
右が外布、左の無地のみが内布になります。

先ず、各2枚ずつ裁ったら、裁ち目にほつれ止めのジグザグミシンを掛け、はみ出たほつれ糸をカット。
( 画像はカット前の、はみ出たままの状態です ^^; )
また、ポケットを付ける場合は、この平面の段階で縫い付けておきます。

Step1_2

同時進行で作っている、ブルーバージョンも一緒に撮影してみました。
こうして重ねてみるとお分かりのように、内布のテープを付けるカーブ部分には、出来上がりのラインで布を裁っていて、縫い代を付けないのがポイント。

Step1_3

内・外布共、底→脇→マチ→持ち手上端の順に縫ってから外表に合体し、しつけをして固定しておきます。
ここまで来たら、後はテープを縫い付けるだけ。

次回はそのテープの縫い付け方をご説明します。

2008年7月22日 (火)

D'Collectさんのリネンテープ

連日暑いですね~。皆さんは、この暑さをどうしのいでいますか?
じーっとしていると気温以上に暑く感じるので、私は午前の2時間ほど、普段手の届かない所を重点的に掃除をして紛らわせています。
汗だくになった後は、昼間っからシャワーを浴びて、クーラーの効いた室内に入り縫い物開始。
私自身クーラーには頼りたくないんですけど、何しろ毛むくじゃら達が白目むいて伸びてしまいますから。

なお、動かずして涼を得るなら、某サイトさんの虫画像をご覧になることをオススメします。
涼しいのを通り越して、凍りつきますけど(笑)。持続効果もバッチリですし。

冗談はさておき。
先日のUSAコットンが気になりつつも、他の布でバッグを縫い始めています。
今回は、テープを使った縁取りに挑戦。

Linentape

画像のテープは、既にショップの方にリンクさせて頂いている、D'Collectさんから購入しました。
「自社の製品を使用した作品を、ブログで拝見したい」 とも仰られましたので、
完成までのプロセスを細かくアップしていければと思います。

また、これまで 「また布買った~」 とか、「バッグ完成しました~」 ばっかりのエントリーでしたが、今後はレシピも増やしていくつもりですので、参考にしていただけたら嬉しゅうございます。

2008年7月10日 (木)

USAコットンのオンパレード

余程の事が無い限り、当面は布買いを自粛するつもりでいたのだけれど、その余程が遂に起きてしまい、この夏また布山を盛り上げてしまった愚かな私(笑)。
今日はその、あっけなく財布の紐を緩めさせた張本布を、お見せしましょう。
全てUSAコットンの柄物です。

Floral1

毎週の歯科通院の帰りに立ち寄っている地元手芸店で、初めは気になりつつも眺めているだけだったのが、ある日ゴッソリと残量僅かになっていたのに焦り、慌てて全部(1.5m)購入した布。
手芸店オーナー自らアメリカまで買い付けに行った布の一つと聞いたら、買わない訳にはいかんでしょ。

実物の地色は、もう少し鮮やか。
例えて言うなら、昔の海外ブランドの口紅にあった、もろローズ色そのものですわ。
あ、右が生地のアップ画像ね。

Flora2

これは上の布とは別の手芸店で購入した布ですが、やはりアメリカからの直輸入物。
100%バッチリ私好みの柄だったから、当然即買い。

どちらも、もう日本では入手困難な布かもしれないので、暫く眺めてから、あづま袋に化けさせる予定です。

Usa_cotton1

一方、こちらは日本最大の手芸用品ネットショップ、クラフトマックスの半額セールの戦利品で、一枚に4種類の柄がプリントされているところは、明らかにパッチワーク向けですね。
実はこの布は、以前地元手芸店で、小さなカットクロスとして売られているのを見かけ、激しく惹かれたのですが、在庫が1枚しかなくて購入に到らなかったんです。

欲しい長さ分でのカットと、半額セールということもあって、争奪戦が繰り広げられる前に、さっさとポチッとしちゃいました。

Usa_cotton2

せっかくなので、もう一枚違う柄も一緒に購入。

以上、ネットからの2点は、ミシンパッチのシンプルなトートバッグにすると、チャーミングな柄が引き立つと思ってます。
手持ちの柄布と組み合わせるか、同系色の無地と組み合わせるかが迷うところですが。

2008年7月 4日 (金)

チェック地のバッグを明日アップします

熟成させてしまった?チェック地のバッグですが、明日の夕方にショップページへアップ致します。
今回は共布のポーチ2点と、ショートストラップをお付けしてのご提供。
↑まるでTVショッピングみたいだぁ(笑)。

では、ざっとこれまでの作品とは違う点だけを、簡単にご説明しますと。

Te1_add8ex

Dカンをバッグの両サイドに取り付けてみました。
ここに市販のストラップを付ければ、ショルダーバッグとしても使用が可能ですし、
画像のように中のポーチの飛び出し防止として、ストラップで連結してもいいでしょう。

Te1_add9ex

セット画像です。
ポーチはバッグの中に入れた場合、外からギリギリ見えない位の高さ(縦寸法)になっています。
一方、手のひらサイズのポーチはバッグのDカンと繋げて、小銭入れとしてお使いいただくと便利かと思います。

実は最近、製作のペースが落ちてきているのに、布はもの凄いスピードで溜まってきている状態です。
もう立派な持病だわ、こりゃ。
夏のバーゲンって、ファッション業界だけじゃないのよね(爆)。

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